2020年度の卒研論集が発行されました

綾部研究室では「研究は社会的な諸課題を解決するための手段であり、よってその成果は積極的に社会に還元する」という方針を取っています。本日、学生の皆さんが取り組んだ論集が完成し、関係団体・地方公共団体等に郵送しました(2018年から3年連続になります)。

今年度は、「地方都市の祭事に住民ボランティアを動員するための広報手段分析―竹田市の竹楽を事例としたインタビュー調査から―」「大分県内の主要観光地における国際感染症の影響に関する研究―湯布院におけるアンケート調査の結果から―」「人口減少地域において子ども会を存続させるための組織要因に関する研究―別府市ジュニアリーダーの取り組み事例から―」の3つの研究に取り組みました。いずれも現場重視で、現地での緻密な調査結果に基づく研究となりました。

これらの研究が大分県や日本の地域的課題を解決するために、少しでも役に立つことを願っています。調査・研究に取り組んだ学生の皆さんは大変、お疲れさまでした。また調査にご協力を頂きました大分県の皆様方に、心よりお礼を申し上げます。