上野ヶ丘清掃・歴史探索活動を実施しました

6月5日(土)に社会貢献活動の一環として、上野ヶ丘地域の清掃および歴史探索活動を実施しました。大学の所在する上野ヶ丘地域は、数々の遺跡が存在し、歴史的に重要な場所になっています。そのため大学の近隣を清掃しながら、古墳時代から戦国時代にかけての歴史を学ぶことで、まちへの理解をさらに深めることにしました。

朝9時に大学に集合し、そこからまちに落ちているごみを拾いながら、最初に南蛮BVNGO交流会館に行き、大友宗麟時代の歴史について学びました。ここではシアターや当時の戦国大名のなかでも最大級の大きさと優雅さを誇ったとされる庭園(2020年に再現)を見学し、スマートフォンを使ったVRツアーで、当時の館の姿を知りました。また私の方から当時の豊後府内の特徴や、南蛮貿易が日本にもたらした影響などについて説明しました。

次いで大学周辺にある「まこもが池」と5世紀ぐらいに造られたとされる「大臣塚(前方後円墳)」を訪問し、百合若伝説についても簡単に説明をしました。さらに平安時代に造られたと考えられている元町石仏、岩屋石仏を訪問し、石仏の特徴、作られた理由、遺跡保存の難しさなどについて、一緒に学習しました。

今日の活動に参加をしてくれた皆さん、お疲れさまでした。