「綾部研究室」へようこそ
研究テーマ
綾部研究室では、社会学と経営学の分析視点や調査手法を用いて、以下の領域に焦点を当て研究に取り組んでいます。またグローカル人材の育成や南米諸国との国際共同研究にも積極的に取り組んでいます。
課題①
資源や財源の不足から、これまでのような画一的で大々的な経済政策や福祉政策等を行うことは、限界に近づいている。これからは地域社会や産業組織の構造・機能・行為等に相応した、多様性に配慮した形での政策展開が有効となってくるであろう。そのため「多様性」を鍵概念として地域や組織を分析・研究し、有効な政策提言を行う。
課題②
技術立国である日本は天然資源やエネルギーが乏しく、これらを如何にして安定的に確保するのかということが国の将来を考えた際に重要な鍵になっている。そのため、特に開発途上国において、環境保全と国民福祉の充実を図りながら、産業開発を推進するための方法論を検討する。また日本および開発途上国の双方において効果的な開発人材を育成する方法論を検討することで、国の発展に寄与できる人材を輩出する。
課題③
行動力と問題解決力を兼ね備えた国内外で活躍できる「グローカル人材」の育成について方法論を検討する。また日本国内および海外で実際にフィールドワークを展開することで、社会的諸課題の解決に向けて実践的かつ果敢に挑戦できる人材を生み出す。